プリプロセッサー:物理条件設定プリプロセッサー

ANSYS CFXについて

Inside ANSYS CFX Geometry Meshing Solver Post-Processing

 

ANSYS CFX-Pre

メッシュ作成が完了した後に使用するANSYS CFX-Preは、複雑なCFD問題の設定に有効、先進的でかつわかりやすいインターフェースです。CFX-Preには、1つまたは複数のメッシュを多様なソースから読み込むことができます。ロードしたメッシュをドメインに割り当てる際にも、柔軟性のある設定が可能です。問題の物理条件に応じて、複数メッシュを単一のドメインに割り当てたり、単一のメッシュを分割して複数のドメインに割り当てたりすることが可能です。

‘Define’ツールバーには問題設定のキーとなる手順を示されており、これに沿って操作することで物理条件の設定を容易に行うことができます。既存のケースについては、 ANSYS CFXのDEF形式またはRES形式のファイルを直接読み込むことができます。これにより、問題の変更が大きい場合でも、その定義について一貫性を確実に維持することができます。

物理条件オブジェクトの作成および変更はタブ形式のパネルを用いたユーザーインターフェースを通じて行います。モデルの詳細についての情報は、ここから容易に得ることができます。設定がなされた問題定義は随時オブジェクトセレクターに表示され、ここに表示されているキーオブジェクトを選択すると、問題定義の任意の部分にアクセスすることができます。問題の設定や変更中に生じたエラーや不定値は、オブジェクトセレクターにカラー表示されるか、説明メッセージがPhysics Messageパネルに表示されます。このような場合に、エラー表示されている場所のいずれかをダブルクリックすると、問題を修正するためのパネルが自動的に開きます。

問題の定義が終了したら、‘Go’ボタンを押し、ANSYS CFXソルバーで使用する定義ファイルを書き出します。

ANSYS CFX-Preのオペレーションは、汎用モードに加え、アプリケーション特有のユーザーモードも備わっています。Quick Setup’ウィザードでは、使いやすくシンプルなユーザーインターフェースを用いた問題定義のキーとなる手順をたどることができます。‘TurboPre’モードのウィザードでは、1つまたは複数のメッシュから、ターボ機械の多段解析の設定が可能です。TurboPreモードでは、メッシュ中での命名が標準の方法(TurboGridの領域名)に従っている場合、部品間のインターフェースや境界条件の定義が自動的に行われます。更に、‘Model Library’には複雑なケースや頻繁に使用されるケースに対して、予め定義されている物理条件の設定が登録されています。ライブラリーの内容はカスタマイズ可能で、ユーザーが追加することもできます。上級ユーザーであれば、ANSYS CFX-Preをバッチモードで実行し、この際、高度な、あるいはカスタム化されたアプリケーションやマクロのためにCCL Power Syntaxにフルアクセスすることが可能です。

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