ANSYS Rigid Body Dynamics - 剛体運動解析ソフトウェア
ANSYS Rigid Body Dynamicsは、ANSYS Structural、ANSYS Mechanical およびANSYS Multiphysics と直接連携して動作する、ANSYS Workbench のアドオンモジュールです。 ANSYS Rigid Body Dynamicsには、以下のような強みがあります。
- 抜群の解析速度。複合アセンブリの力学も、多くの場合、秒単位で実行可能
- 構成オプションによりアセンブリの運動を対話的に操作し、誤った拘束を即座に検出可能
- 対話的なwhat-if分析。剛体のみの力学解析がごく短時間で完了するため、実現象を考慮した最適化を手作業で試みることが可能
- 全剛体モデルから剛体-弾性体の複合モデルへの変換が、数回のマウスクリックで行えるため、モデルの準備が数分で完了
機能
新規に設計された製品は、必然的に既存の設計とは異なり、既存のものとは異なる挙動を示します。機構部品の形状や位置を決定する工程は複雑ですが、ANSYS Rigid Body Dynamicsのような高速シミュレーションツールを使うことで、作業がより簡単になります。 ANSYS Rigid Body Dynamicsを利用すれば、複数パートから構成される複雑なアセンブリの急激な移動や回転についても、ごく短時間で解析が完了するので、厳しいスケジュールを課された製品開発にも十分役立つ時間内に、設計決定の指針となる知見が得られます。
- きわめて高速な解析
選択されたソルバーは、シミュレーションの複雑さに応じ、速度とロバスト性のいずれに重点を置くか調節が可能です。 - 構成オプション
構成オプションを有効化すると、まず、Rigid Dynamics陽解法ソルバーがリアルタイムモードで起動し、アクティブなパートの操作が有効になります。これにより、多くの場合、不正確に拘束されたアセンブリが原因の予測されない挙動が検出されます。 - 反復的what-if分析
解析速度が向上し、時間単位でなく秒単位で測定できるようになりました。これによって、さまざまなモデル構成について複数の解析が実施できるようになりました。 - モデル変換
ANSYS Rigid Body Dynamicsを利用して開発されたモデルは、あらゆるレベルで弾性体力学に対応するよう設計されているため、一部または全部を指定して、陰解法ソルバーで解析できる弾性体モデルに簡単に変換することができます。
![]() 逆動力学(リモート変位を利用してアプリケータプレートを移動させ、ロボットアームに与える入力を決定) |
![]() NASCAR マシンのサスペンション(ジョイント接続された剛体部品と弾性部品から構成されるレースカーのたわみ) |

