高速で信頼性の高いCFDソリューション
グローバル競争、複雑な要件、短期化する開発スケジュールにより、CFD技術者は、高い精度を維持したまま、短期間で効率よく結果を出すことを求められています。
精度の向上は、製品に多大なコストをかけて過剰な機能を持たせることを回避するのに役立ちます。高精度なCFDの結果を利用すれば、設計時に安全係数を小さくとることが可能になり、最終的には製品やプロセスのコストを削減できます。逆にCFDの結果が信頼できないと、設計仕様が不正確になり、開発時間の増大につながることもあります。精度と信頼性を備えた流体シミュレーションは、ソリューションが意図したとおりに機能することを技術者に確信させ、より短い設計サイクルで早期の市場投入を実現します。
CFDで速度と精度を両立させることは、ほぼ実現不可能な難題と思われがちです。技術者は、二者択一を迫られていると思い込んでしまうこともあります。しかし、ANSYSは、妥協することなく、CFD製品スイートに速度と精度の両方を組み込みました。全体の処理時間を削減しつつも、信頼性の高い結果を提供するANSYSの流体力学ソフトウェアを使用して、従来よりも少ないリソースを活用して、短時間に、より多くの解析を行うことが可能になりました。
本スイートは、CADとの双方向のパラメトリックな接続性とダイレクトモデリング機能を備えた、強力な形状作成ツールを備えています。さらに、きわめて柔軟性の高いメッシュ生成機能により、高度に自動化されたメッシュ生成からユーザー定義のメッシュ生成までに対応します。ANSYS Workbenchプラットフォーム内のANSYS Meshingは、多くの事例に対して完全に自動化されており、流れの重要な特徴(流れの剥離、混合、再循環など)の解析に適した高品質のメッシュを生成できます。ターボ機械や外部空力のような特定の事例では、専門的な機能が役立ちます。本製品には、CAD/形状の読み取りと修復を行う先進的なツールが含まれるので、ユーザーは、形状誤差に対するトレラント性を持ったメッシュ生成機能をそのまま利用して、最小限の労力で、高品質なボリュームメッシュまたはサーフェスメッシュを生成できます。
ANSYS Meshingの機能により、複雑なモデルに大規模で高品質なメッシュを生成できるため、正確なCFD解析の結果が得られます。
ANSYSの流体力学ソフトウェアは、高度な数値計算法と堅牢なソルバーを備えており、以下に挙げるような、きわめて広範囲の流れについて、迅速かつ高精度な結果を約束します。
- 層流から遷移流、乱流まで
- 亜音速流から遷音速流、超音速流まで
- 単相流から自由表面流れ、混相流まで
- 非粘性流体から非ニュートン流体、粘弾性流体まで
- 単一化学種、複数化学種、化学反応を含む流れ
- 強制対流から自然対流まで
先進的なソルバーとHPC技術、および最新のソフトウェア/ハードウェアの利用によって、短時間で正確な結果が得られます。
ラージエディシミュレーション(LES)機能により、異なる乱流モデルを組み合わせて、より精度の高い結果に短時間で到達できます。
ANSYSの流体力学ソフトウェアを使用すれば、複雑なプログラミングを要することなく、自動的にパラメータを変更した複数の設計案を調査できるため、ワークフローの処理能力を増やすことが可能です。このため、手動による再作業を一切行わずに、自動的に形状やメッシュ、物性の変化を反映してワークフローを最適化できます。実験計画法のためのANSYSの統合ソリューションは、単一のユーザー環境で数千のデータポイントの解析を容易に推進します。他の統合ツールは、どのパラメータが最も設計に影響するか、どの設計パラメータを最も厳密に制御しなければならないかを判断するのに役立ちます。
さらに、設計最適化およびシックスシグマ分析のための統合ツールも利用できます。
流体力学シミュレーションのための設計調査および設計最適化を簡単に設定できます。また、全体のワークフローを一目で把握でき、実験計画法および目標駆動型の最適化を含む解析も一目で分かります。
組織が現在直面している、あるいは、今後直面するかもしれない、シミュレーションおよびワークフロープロセスの要求に応えられるよう、ANSYSの流体力学ソフトウェアでは、カスタマイズと拡張を容易に行うことができます。ユーザーは独自の物理モデルを組み込むことができ、またユーザー環境はいつでもすぐにカスタマイズやスクリプト処理が可能なため、確立されたベストプラクティスの実装やワークフローの一層の自動化が保証されます。
流体シミュレーションのベストプラクティスに確実に従うよう、入力パネルは分野または企業に特有の用語を含むように定義できます。

